じいちゃん亀

4月末日、この記事を読んで私も頭をポンポンしてもらいたくなり、いきつけの某神社に行ってきました。


木漏れ日がきらきらさらさら、音をたてて降っているようで、
亀達は軒並み、岩の上などに登ってお陽さまを蓄熱していました。
いつもは鯉も亀も水面に人影が落ちるだけでわらわら寄って来るのに、今日は寄ってきません。
メインのごはんタイムおわったとこかな?

いつものようにお茶屋さんでエサを買って池を覗き込むと

お、一匹こっちに気がついた。
他の亀はなんだか緑色なのに、こいつは土色だなぁ。
亀種が違うのか、はたまたおじいちゃんか…

おっ、気づいた!
餌を持った手を伸ばしてみると…


水面に落としたものよりも、人の手に持ってるエサをもらおうとする個体、めずらしい。
ヒトがえさをくれるって、わかってるみたい。
おじいちゃん、一生懸命近づこうとしてくる。
そして水面に落としたエサよりも、人の手からもらうエサにご執心。


他の緑の亀達は大抵、落ちてるエサを認識はしても、エサを落とす人を認識してるような動きをしないのに。
なんだかかわいく見えてきます。
動きがトロいおじいちゃん亀にかぶりつきで「いけっ、そこだ」「もちょっと右だよ、あっおしい」とエサをやってると、他の緑の亀達・鯉達が嗅ぎつけてやってきた!

うわ!こわ!勢い強っ!数が多っ!(絵の数は省略してあります、スゴい数寄ってきます)
そしてじいちゃんのトロさといったら…
数値にするとこんなかんじ。

鯉のすばやさ【10】

緑亀のすばやさ【5】

じいちゃん亀のすばやさ【1】

デコイを撒いてじいちゃん亀が岩に登り直す時間を稼ぎ、エサ撒きもう終わったふりをしたりして。

しばらくエサが落ちてこないと、おもしろいくらいササッと離れていくのね。
やっぱり落ちてるエサを認識はしても、エサを落とす人は認識していないみたい。

あがいてるのがいると、どうしても目がいくもんですね。
応援したくなっちゃうくらいトロくさいのもだけど。

30分ほど熱心に亀達と戯れて、立ち上がって帰ろうとしたら、なんだか背中がすあーっと軽くなってました。
頭ぽんぽん、してもらえたんかしら。
ありがたや、ありがたや。

「あがいていれば、バッタでも拾ってくれる奴がいるかも」
「全然動かないバッタだったらそのまま流されても仕方ない」

記事にあったのはこういうことかなと思ったりしました。
上から見たら私達なんて、亀どころか蟻んコ以下、大腸菌くらいなんだろうけど。

わたしも、もうちょっとあがいたるぞ、と。
時間の流れの速さ、年々加速度の上昇度合いがエグい。
ミミズのようにのたくってるのから脱却して、今からでも、まきかえせたらいいなと思うます。

かえさるのものはかえさるる

この記事は、2020.9.29.にnoteでUPしたものです。
あっちはなぜだか動かすことができなかったので、こっちに移動しました。

この落書きを書いた後「じじ猫ぐらし」のふじひとんちでも、似たようなことを猫にやってらして、ああ、猫飼いはきっと世界中どこでもやってるんだ、って思いました。

じじ猫くらし (コミックエッセイ)



とてもやわらかくあたたかい絵で、日常という名の猫との生活を描かれる方で、この「猫と暮らしてる日記」で腕に肉球の痕が残るイラストをTwitterで見たのがはじめでした。
(「スッヤ!!」ていう擬音の表現力の最高さよ…と感嘆)

数日前、ふじひとさんちのじじ猫の訃報を知りました。
あのもふもふしたぬくもりがふじひとさんの側にいなんてしんじられない。
すべての愛猫を見送った方々に、NNNからの御加護があらんことを祈ります。

飛ぶの好き

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新幹線の方がしょうじきはやかったりする。

アクセスの問題で。

でも疲れ具合が段違い。楽しさも。

可能な限り飛行機で行きたいくらい好き。

このうすぺらい鉄板の塊に乗って飛ぶのだと思うと毎回ウフフてなります。

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往路搭乗機から見かけた飛行機の羽が可愛かったのでぱしゃり。

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そしたら復路の搭乗機にもついてた。

んふふ♪